| 《要領》 | ||||
| @ | 両足をそろえて前に伸ばして座り、膝裏、アキレス腱を伸ばす。 | |||
| A | 上体を少し前に傾けそれぞれの足の親指に手の人差し指をかける。手が届かない人は無理をしないで、初めのうちは足首又は手の届くところで足をつかむ。 | |||
| B | 息を吸いながら、人差し指で足の親指を手前に引き寄せ、背中を出来るだけそらせる。 | |||
| C | 次に、ゆっくりと息を吐きながら上体を足の方へ、お腹→胸→あご→額 の順に伏せていく。 | |||
| D | 深い静かな呼吸をしながら伏せた状態を保つ。初めは１０秒位から徐々に長くしてゆく。 | |||
| E | 静かに息を吸いながら初めの体位にもどる。 | |||
| F | B〜Eを３回くらい繰り返す。 | |||
| ※ | 熟達してきたら、伏せた体位を３分以上保持していく。 | |||
 |
 |
|||
| 《効果》 | ||||
| ★ | 老化防止・疲労回復・若返り 腰が硬化し、足裏筋肉が萎縮すると老化するので、その硬化を防ぐ。 |
|||
| ★ | 腹部の臓器すべてに刺激が行き、肝臓、腸、膀胱の働きが良くなり、便秘、痔、糖尿などに効果がある。 | |||
| ★ | 背骨のゆがみを治し、坐骨神経痛に効果がある。 | |||
| ★ | リンパ液の循環をよくし抵抗力を高める。 | |||
| ★ | 自律神経失調症を解消する。 | |||
| 実習中の注意点 | ||||
| @ | 膝は曲げないようにする。 | |||
| A | 体をゆすったり、はずみをつけたり、他人に背中を押してもらったりしてはいけない。 | |||
| B | 呼吸に合わせて、ゆっくりと行う。 | |||