資料提供
日本ヨーガ瞑想協会 宮崎支部支部長 牧野恭子先生





ヨーガの薦め 第1回 ヨーガの知識  
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《ヨーガについて》
ヨーガは、今からおよそ5000年前にインドで生まれた心と体の健康法です。
私達の体には7.2万本ものナーディ(気の流れる道)が有って、病気はこの気の乱れや滞りによって起きるのです。人体をコントロールするリズム、60兆にも及ぶ細胞にエネルギーを送る血液の流れ、夜眠っている間にも確実に働きつづけ、そしてまた朝には目覚めることなど、生きる全てのことは自分の力でなく、他の大きな力にゆだねられています。

これら私達の体をコントロールする小宇宙の気と、太陽・月・地球・数限りない星、これらをコントロールする大宇宙の気の両方が一体となった時こそが、心身ともに安らかで、すこやかになれるのです。
ヨーガの呼吸法やアーサナ(ポーズ)は、小宇宙である身体の気の流れをスムーズにし、整え、大宇宙の気と一体化させるために考えられたものです。

《ヨーガとスポーツのちがい》
スポーツは、肉体の鍛錬ということを基礎において、筋肉の緊張と収縮が本質で成績や勝負が目的ですが、ヨーガは反対に筋肉の伸張と弛緩を基礎において、心身の浄化を目的とします。ですから他の人と競い合うこともありません。

常に自分の内側に心を向け、無理をせず、あせらず、ゆっくりと静かに行います。

《ヨーガの治癒力について》
ヨーガのイメージを、アクロバットのように間違えたとらえ方をしている人が多いのですが、ヨーガは体や手足を極度に曲げたり、難しい型をしなければ効果が得られないということは、決してありません。
コツコツ続けているうちに、次第に気の流れがスムーズになってき、本来自分自身が持っている自然治癒力(自己治癒力)が発現されてきて、病気を治し健康になっていくのです。

実習中の注意点
@ 緊張感の加わっている部位に意識を集中させる。
A 心が外にむかないように、アーサナ実習中は目を閉じて行う(例外あり)
B ポーズが決まったら動きを静止する。
C 呼吸は吐く息に意識をおいて、吸う息よりも2〜3倍深く、長く行う。

 

●お問合せは 牧野ヨーガ教室 牧野恭子 0982-21-9388